明尊寺は浄土真宗本願寺派のお寺です
アクセス:御船インターから車で20分
明尊寺の歴史
明尊寺は、江戸時代に創建され13代続く歴史あるお寺です。御船史蹟記には下記のように記されています。
寛永16年(1639年)細川氏の家臣石原祐正が南田代村に本願寺末として創建したが、後に八勢村に移した。精到な建築の造作で、近郷にない美術を誇っていたが、昭和20年(1945年)太平洋戦争で…中略…失火し消失したため、現在は改築されている。御船史蹟記にもあるとおり、天井絵や龍の彫刻、大きな大黒柱があるとても荘厳な本堂のようでしたが、12代住職の時代に本堂、庫裡ともに消失してしまい大変残念です。寡黙で気丈な12代住職もこのときばかりは涙を流しととのことです。戦争さえなければと強く思います。残念ながら自坊には当時の写真がなく祖父や、叔母たちから伝え聞くのみです。写真をお持ちの方がいらっしゃったら明尊寺までご連絡いただけるとありがたいです。